テスト考メモ

http://kyon-mm.bitbucket.org/blog/html/2014/01/03/re_test_think_2014.html#comment-1196464537

だから「開発者自身が書くテスト」なんて、マスターベーションと揶揄しましたがほんとに役に立たないものを書きがちで、テストの実行がどんどん遅くなっていくだけのゴミみたいなのがどんどん積もっていくんですね。(本当にゴミで、1+2=3をテストしてるようなトートロジーだらけです) これを放置して溜まってしまうと、テストの実行が遅すぎるためにテストの実行を手元でやらなくなり、それを回避するためにJenkinsとかCIまかせになり、つまりテストがあるのに問題検出に何十分もかかるとかいう世界になり、10分で開発から本番リリースまでというサイクルが維持できなくなります。かといっていまさらテストコードを掃除する時間もとれなくてプロジェクト自体がドロガメのように遅くなっていきます。 ただ、規模が大きくなってくれば、もちろんドロガメのように遅くても仕組みとして回ることがpay offする損益分岐点は存在します。そして、QAエンジニアは「開発者本人とは違う視点でテスト」ができることそれ自体に大きな意義があると思っています。

「ドロガメのように遅くても仕組みとして回ることがpay offする」段階にはいるかなぁ。

もう古すぎるコードは、どんなに時間をかけて調査して調査し尽くして変更しても壊してしまうことがあって、そのせいでリリースのスピードが落ちたり、手を出したくないと思ってしまったりしているのでそれをなんとかするためにテストで保護するようにしたい、と思っている。

でも、思っているのは自分だけで、頑張ってやるようにしても誰一人テスト書いていた人はいないわけで、「ほんとに役に立たないものを書」かれそうで、ゴミは積もりそうだなぁ。

テストを書くこととそのテストのレビューをするとか考えると負担は4倍くらい増えるし、それに見合う効果が得られるのはいつだろうか。っていうのはコワイところ。もとのエントリにあるように、「テストは、ないよりあったほうが良いよね」でやっちゃうとそれも負債になっていくよなぁ。うーん。