実践Vimを読んだ

発売日には買って、随分前に読んでいたけど。

意外と知らない基本のキーバインド

基本のキーバインドは知っていると思っていたが、FやTで逆方法に移動できることは知らなかった。

bで戻ってl連打で移動みたいなこともザラにしていたのが恥ずかしい。

fを;で繰り返せるということも知らず、fだと到達したい文字が複数回同じ行に現れる時、f{char}を何度も打たないと移動できなくて面倒だなと思っていてあまり使わなくなっていって、しまいにはuniteを使うためのキープリフィックスにしてしまっていた。

これを読んでfの便利さを改めて実感したのでuniteは別のキーで使うことにしてfはfとして使うことにした。

sとか,も別の機能をマッピングしたりしているけど、デフォルトの機能は便利なものが多いことに今更気づいたので、これを期に色々見なおしてみようと思う。

挿入ノーマルモード

insert modeでの<C-O>で挿入ノーマルモードというのがあることも知らなかった。

一度ノーマルモードのコマンドを実行すると挿入モードに戻るというもので、これは便利。

zzしたいときとか、ちょっとノーマルモードにしたいけどまた戻るのが面倒という時に使えて楽。

テキストオブジェクト

iwくらいしか使っていなかった。

vimは行の中での移動には強いけど、行をまたいで移動するのはめんどい。(めんどいのでEasyMotionで,,jとか,,k使っている)

うまくテキストオブジェクトを使うと楽に編集できる。

どの範囲がパラグラフになってipとかが使えるかとか考えながら改行とかするといいのかな。

あとはkanaさんのvim-textobj-user関連で色々なテキストオブジェクトがあるので積極的に使って楽したいと思う。

繰り返し

本のなかで繰り返しでてくる「繰り返し」

.での繰り返しはあまり使っていないし、使い所がそれほど多くない気もする。

ただ、使っていない一番の理由はどういう単位で何が繰り返されるのかいまいちわかっていなかったから。

本書を読んだら大体わかった気がするので、繰り返しが必要な場面に遭遇したら意識して繰り返し可能な作業をここがけてみる。

アンドゥの単位についても同じく、アンドゥでキリの良いところまで戻ってくれなくて超前まで一気に戻るしかできなくていらいらすることが多かった。

これからは作業の単位を意識してEscしてみる。

まとめ

あれ、こうしてみると学んだことが少ないようにみえる。

ほんとはもっとジャンプリストのこととか色々学んだと思う。

まだ消化できていないかも。

結構vimを使い込んでいたと思っていた自分にとってもそれほど充実した内容だったので、とりあえずvim使うなら読んでおいて損はなさそう。