ハロー "Hello, World" がおもしろい

まだ3章までしか読んでないけど、『ハロー "Hello, World"』がおもしろい

最近はLinux Kernelのコード読んだりしてみたいな〜と思って読んだりしてたんだけど、やっぱ膨大なのでとっつきにくい。

そこでこんな本を見かけたものだから、"OSと標準ライブラリのシゴトとしくみ" ってのに惹かれて買ってみた。

はじめに、の部分を軽く読んで「手を動かして、調べかたを知る」とか、資料に頼るんじゃなくて手を動かして調べることを重視した本なんだということが書いてあっていいねーと思う

やっぱり自分で動かしながら動きを追ってみないと頭に入ってこないなーと思ってたので色々な角度から解析してる本とかとても魅力的。

というわけで読んでみると、僕のような素人にも優しい感じ。

一章でアセンブラな解説もあるしVMの使い方とかも載ってる。

親切親切

二章から GDB を使ってがんばって題名の Hello, World を解析していく。

GDB はあんまり使ったことがなかったけどまぁ本の通りにやっていけばなんとなく動かせる

disable とか知らなかったけど便利だ

ひたすら追いかけるのはどこでどうやって hello world って文字列が出力されるのかということ

それを知るためにステップ実行してアセンブリ読んでコード読んで、後は確かめるために文字列を出力している部分のバイナリをnopに書き換えてみて出力されなくなることを確認したり。

おもしろい!!

IO はカーネルがやるからシステムコールカーネルに処理を頼むんだよなーとかそのくらいはわかってたつもりだし、CPUは動くときにレジスタ使ってどうこう、スタック使ってどうこうとかもなんとなーく知ってたけど、hello worldでそれが具体的にどう動いてるかと言われるとまぁよーわからんなーという程度の知識しかなかったんで、それを丹念に追っていくのは大変興味深い

システムコールに引数をどう渡すか、どう値を返すのか、エラーをどうセットするのか。

負の値を返せないのどうしてるのかとか、標準ライブラリの役割とか。

知らんことばかりでした

動かしながら学ぶとなんとなく納得感があっていい。

先が楽しみ